1. 持続的成長戦略(BNS/CSV/SBS)

SmallBizの営みを“止めずに続ける”ための戦略群


■ BNS(ビジネスネットワーク戦略)

PG1:パートナーシップを築く

AP1:資源補完のパートナーを選ぶ
AP2:価値創出型パートナーシップを築く
AP3:臨機応変な連携モデルを構築する


■ CSV(共有価値創造戦略)

PG2:社会と協働する

AP4:地域資源を活かす
AP5:地域と共創する
AP6:社会課題に挑戦する

PG3:社会的価値を訴求する

AP7:社会的価値を発信する
AP8:社会的価値を商品・サービスに反映する
AP9:社会的価値体験の場を提供する


■ SBS(強み活用戦略)

PG4:日々の改善を続ける

AP10:業務の無駄を削減する
AP11:顧客の声を活かす
AP12:改善参加の仕組みを作る

PG5:独自の強みを活かす

AP13:強みを明確にする
AP14:強みを適応させる
AP15:強みで新機会を創出する

2. 質的成長戦略(VPS/SPS/AAS)

経営の“質を底上げする”ための戦略群


■ VPS(実感戦略)

PG1:経営者が前進を把握する

AP1:写真やメモで前進を残す
AP2:顧客や従業員の声を可視化する
AP3:改善の記録を一覧で確認する

PG2:経営者が前進に意味を見出す

AP4:改善に対して必ず反応を返す
AP5:継続的に前進を取り上げて共有する
AP6:前進の価値や意義を言葉にして伝える


■ SPS(共感戦略)

PG3:経営者の想いを言葉にする

AP7:事業の目的や価値を言葉にする
AP8:「この会社らしさ」について従業員と語る
AP9:理念を日々の行動に言い換える

PG4:体験を語り合い共感を育てる

AP10:顧客とのエピソードを語り合う
AP11:従業員の体験談を語り合う
AP12:変化のストーリーを語り継ぐ


■ AAS(持続戦略)

PG5:試行を回す仕組みをつくる

AP13:気軽に試せるルールを決めておく
AP14:思いついたら業務の中でまず試す
AP15:結果を共有し、次の行動につなげる

PG6:挑戦が続く職場を育てる

AP16:業務の兼任やローテーションで視野を広げる
AP17:「役割外の発言」を歓迎する場を設ける
AP18:「なぜ?」「どうすれば?」を問いかける職場にする

3. 量的成長戦略(RPS/RES/CCS)

無理なくスケールさせるための再現・資源・共創の戦略群。


■ RPS(再現戦略)

PG1:現場で実行できる型を整える

AP1:やり方を可視化し、誰でも実行できる型として整理する
AP2:判断基準を言語化し、対応を共通の型にそろえる
AP3:成果事例を聞き取り、工夫や考え方を現場で共有する

PG2:型の再現と改善の仕組みを整える

AP4:現場が自律的に再現できる体制を構築する
AP5:再現の実行状況を見える化し、ずれを早期に修正する
AP6:改善提案を反映し、型を継続的に進化させる


■ RES(資源戦略)

PG3:キャッシュの流れを把握する

AP7:シンプルな資金繰り表を作り、残高の増減を見える化する
AP8:資金繰り表で、週1回、残高と支払い予定のずれをチェックする
AP9:大きな支出や変動を見越し、数か月先までの資金見通しを立てる

PG4:利益が出る仕組みを再設計する

AP10:商品・サービスごとの収益性を見える化し、収益の柱を特定する
AP11:高採算の商品・サービスを増やし、成長しても利益が残る構成にする

PG5:人と時間のムダを見直す

AP12:業務と時間の使い方を見える化し、属人性とムダを減らす
AP13:段階的なOJTを仕組み化し、即戦力を早く育てる

PG6:外部資源を組み込む

AP14:外注・委託すべき業務を見極め、自社の中核に集中する
AP15:外部パートナーと役割・成果の認識をすり合わせる
AP16:現場が納得して使えるツールを段階導入する


■ CCS(共創戦略)

PG7:顧客との関係を共創する

AP17:顧客像を共有し、共創の出発点を明確にする
AP18:顧客との関係性をともに育てる仕組みを整える
AP19:顧客と価値を共創する対話の場を作る

PG8:拡大の目的を現場と共有する

AP20:「なぜ拡大するのか」をともに語る
AP21:「うちらしさ」の判断基準を言葉にして共有する